先日の投稿で告知した講演会「小笠原の知られざる固有昆虫」を小笠原世界遺産センターで開催しました。
小笠原村の掲示板や防災行政無線でも詳細な日時を告知していただきました。

当日は現地で採集した固有節足動物12種の生体を会場に用意しました。


会場とオンラインを合わせて約100人にご視聴いただきました。

慌ただしい季節ながら盛り上がり安堵しました。

小笠原での調査も一区切りなので、別れ際にレイを頂きました。
先日の投稿で告知した講演会「小笠原の知られざる固有昆虫」を小笠原世界遺産センターで開催しました。
小笠原村の掲示板や防災行政無線でも詳細な日時を告知していただきました。

当日は現地で採集した固有節足動物12種の生体を会場に用意しました。


会場とオンラインを合わせて約100人にご視聴いただきました。

慌ただしい季節ながら盛り上がり安堵しました。

小笠原での調査も一区切りなので、別れ際にレイを頂きました。
専任教員の相馬が小笠原世界遺産センターで講演会「小笠原の知られざる固有昆虫」を主催します。
開催時刻は19:00~20:30で、Microsoft Teamsで配信を視聴することもできます。
本会は小笠原諸島の固有昆虫について情報を発信するため企画しました。
3人の演者が身近な種から珍しい種まで紹介します。

興味のある方はお聴きいただければ幸いです。
センターの専任教員(相馬助教)が青森県の昆虫に関する報告を出版しました!
書誌情報と要約は下記の通りです!
相馬 純 (2025) 青森県産グンバイムシ科目録ならびに日本産ミヤマグンバイ属の検索表. Rostria, (70), 91–116.
本報告では青森県から24種のグンバイムシ(植物を摂食するカメムシの一群)を確認しました。県内に分布する24種のうち23種が世界自然遺産として知られる白神山地にも生息しています。青森県は10種のグンバイムシで分布の辺縁部かもしれません。今回の発見は青森県ならびに白神山地に分布する植食性昆虫の特徴を議論するための基礎的な知見となります。

シッコクグンバイPhysatocheila nigrintegerrima Souma, 2019
本報告については弘前大学HPにプレスリリースが掲載されています。
PDF形式はこちらになります。
センターの専任教員(相馬助教)が北日本の湿地に生息する昆虫に関する論文を出版しました!
書誌情報と解説を以下に示しました!
Souma, J. & Yamamoto, A. (2025) Taxonomic study of the subgenus Limnonabis of the genus Nabis (Hemiptera: Heteroptera: Nabidae: Nabinae: Nabini) from Japan, with description of N. (L.) marihygrophilus sp. nov. inhabiting estuarine wetlands in northern Japan. Journal of Insect Biodiversity, 69 (1), 21–38. https://doi.org/10.12976/jib/2025.69.1.2
ナガマキバサシガメ亜属Limnonabis Kerzhner, 1968(カメムシ目:マキバサシガメ科:マキバサシガメ属Nabis Latreille, 1802)は全北区から6種が記録されています。日本に分布する3種(ハイイロナガマキバサシガメN. (L.) demissus (Kerzhner, 1968)、タイワンナガマキバサシガメN. (L.) sauteri (Poppius, 1915)、オオナガマキバサシガメN. (L.) ussuriensis (Kerzhner, 1962))は湿地でのみ得られ、それぞれ異なる草丈の単子葉草本群落にのみ生息します。本亜属は北日本から1未同定種が知られるものの、分類学的研究が長らく停滞していました。本研究では、この未同定種を新種シオナガマキバサシガメ N. (L.) marihygrophilus Souma & Yamamoto, 2025として記載しました。シオナガマキバサシガメは宮城県に位置する北上川の河口付近の湿地で20世紀末に採集されています。しかし、東日本大震災の津波が植生に被害を与えた後の2020年代に得られていません。よって、宮城県では姿を消した可能性があります。他方で、北海道に位置する勇払川の河口付近の湿地で2020年代に生息が確認されました。本亜属の採集には真夏の湿地で単子葉類をスイーピングする必要があり、熱中症の危険があります。高湿度かつ日陰がない場所で鋼鉄枠の網を全力で振り続けると、瞬く間に体力を消耗します。北海道では適度に休憩を挟めば夕方まで活動できましたが、宮城県では1時間が限度でした。活動しやすい季節に発生しないことを恨むばかりです…。

ハイイロナガマキバサシガメNabis (Limnonabis) demissus (Kerzhner, 1968)

シオナガマキバサシガメ Nabis (Limnonabis) marihygrophilus Souma & Yamamoto, 2025

タイワンナガマキバサシガメ Nabis (Limnonabis) sauteri (Poppius, 1915)

オオナガマキバサシガメ Nabis (Limnonabis) ussuriensis (Kerzhner, 1962)
本論文については弘前大学HPにプレスリリースが掲載されています。
PDF形式はこちらになります。
新種のシオナガマキバサシガメについての記事が北海道新聞(令和7年12月27日付)に掲載されました。
北日本で実施したフィールドワークの成果は今後も公表予定です!
既に投稿済みの原稿もあるので、出版が楽しみです!
センターの専任教員(相馬助教)がつがる農業活性化フォーラム(つがる市)で講演しました。

演題は「真正カメムシ類:多様な食性と生息環境」でした。

約80人が参加しました。

質疑応答も盛り上がりました。
白神自然観察園は2025年11月21日(金)より冬季閉園の予定です。
2026年の開園予定日は決定次第お知らせします。
専任教員の相馬が日本昆虫学会第85回大会で公開シンポジウム「小笠原昆虫研究への招待」と小集会「小笠原マイナー昆虫若手の会」に登壇しました。


公開シンポジウムでは200人以上にご参加いただきました。



小集会では約110人にご参加いただきました。

懇親会も大盛況でした。
本大会はシンポジウムも小集会もテーマが小笠原でした。
一般講演も小笠原を舞台にした研究が沢山ありました。
参加者の記憶に「第85回大会は小笠原」と刻み込まれたに違いありません。